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自由な時間がないのにレジャーを楽しむ?
ドイツのヘルムート・コール前首相はかつて、「Freizeitpark Deutschland(レジャーパーク、ドイツ)」という言葉でドイツのレジャーランド化に警鐘を打ち鳴らそうとしたために政治的騒動を巻き起こしました。ドイツ人は「まともに働く」ということがどういうことかをもう忘れてしまった、というコール前首相の批判は、失業者が4百万人に達した当時の状況では歓迎されなかったのです。それでも20世紀初頭には、余暇のある労働社会がありました。今日、それは労働時間のあるレジャー社会に変貌しています。よりによって、かつてマルティン・ルターが「労苦と労働」の重要性を説いた国がこうなのです。ドイツでは、いまだかつてこれほど余暇が多かったことはありません。とはいえ、これは“自由な時間”があるという意味ではありません。自分の時間をすべて使って何か有意義なことをしなければならないため、必然的に“レジャーストレス”という現象が生じています。映画館に行って話題の作品を観ておかなければならないし、読むべき本を読んでおけばそうバカにもならないだろう、ということなのです。そして、ヴィデオゲームやネットサーフィンが退屈になったら、パブで友達と会って、次の休暇旅行先についてオシャベリするのです。
ドイツ人が最も多くの費用をかけるレジャーと言えば、それはまず休暇旅行です。僅差で続いているのはドライブで、これはスポーツやコンピュータより上位にランクされています。そしてまだ時間があれば、「より速く、より高く、より強く」というオリンピックの標語ならぬ、「より美しく、より細く、より健康に」というモットーに従ってフィットネススタジオに出掛け、豊かさのせいで蓄えられたお腹の脂肪を燃焼します。従来のスポーツクラブに所属して行うスポーツを押しのけるほど盛んではありませんが(これはいわれのないことではありません。「ドイツ人が2人寄ればクラブができる」と言われるほど、ドイツ人はクラブ好きなのです)、ドイツ人はこれまでのところ「ウォーキング」から「ロープスキッピング」(日本語では「縄跳び」ですね)まで、アメリカから押し寄せた流行の波にはすべて乗っています。
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|  Rakoto David Olivaniaina(マダガスカル)――ドイツ人の変った余暇行動 (ドイツ語)
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| 関連リンク
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|  ドイツ・スポーツ連盟(Deutscher Sportbund = DSB)のサイト www.dsb.de
ドイツ・サッカー連盟(Deutscher Fußballbund = DFB)のサイト www.dfb.de

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