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焼きソーセージとビール以上のもの
ミュンヘンのビール祭り「オクトーバーフェスト」でビールを飲むのがドイツ人。もちろん、革ズボンをはいて、羽根の付いたフェルト帽をかぶって。ドイツの原住民はブロンド、碧眼で、性格は冷たく無愛想。好物はソーセージとザウアークラウト(Sauerkraut=塩漬け発酵キャベツ)で、ドイツ音楽と言えばベートーヴェンとバッハに限る――。
ドイツ人についての紋切り型のイメージと偏見の数々。「ドイツの典型とは何か」という問いに答えようとする時、常に繰り返し引き合いに出されるもの。でも8000万以上の人々が暮らす国を手短に表現する「典型的なもの」とはいったい何なのでしょう? ドイツ人は自分たちについてポジティブに語るのがどちらかというと苦手だということが、もしかしたら「典型的」と言えるでしょうか? あなたも何か思いつきませんか? では、「客を歓待する」「気前が良い」「親切で協力的」というのはどうでしょう? また、「時間に正確」「物事に熱心に取り組む」「勤勉」とも言えるでしょう。いずれにしてもここ数十年間に、とりわけドイツに移住しここで暮らす大勢の人々を通じて、ドイツの社会は非常に多様で寛容になり、紋切り型のイメージの多くはもはや当てはまらなくなっています。
とはいえ、世界中に広まって、しばしばドイツ人の手を焼かせる「醜いドイツ人」のイメージは、ボリス・ベッカーやクラウディア・シッファーも払拭することはできませんでした。それでも今日、しっかり目を見開いてドイツにやって来る人は、きっと驚くことでしょう。ドイツ人は、髪の毛を縮らせて細く束ねた「ドレッドロック」と呼ばれるヘアスタイルにもしますし、トルコ料理のドネル(ドイツ語では「Döner=デーナー」)も食べます。ドイツ人はよく笑い、居心地のよいカフェで日々の暮らしのひとときを楽しみます。ドイツ人のメンタリティーは、地方によっては、州境を接する同国人より、欧州の隣国の人たちに近いこともあります。現代のドイツは、わずかな言葉では表現できないほど変化に富んでいて、多面的です。ここでは毎日、何かしら新しいこと、「典型的なもの」を発見できます。そして現在では、これが真の「典型的ドイツ」の姿と言えるでしょう。
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| 関連リンク
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|  ドイチェ・ヴェレ・ワールド(DW-WORLD)のシリーズ番組「typisch deutsch – Leben in Deutschland」のサイト。現在のドイツを代表する人物を各回紹介 www.dw-world.de/...
“典型的ドイツ”について意見を交わす格好のフォーラム?元留学生の「ドイツ同窓会」ポータルサイト案内(日本語) tokyo.daad.de/...

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